昭和63年に、豊かな自然と文化を活かした丹波の地域づくりの指針である「丹波の森宣言」が採択され、これを受けて平成元年には、人と自然と文化が調和した地域づくりを目指す「丹波の森構想」が策定されました。そして宣言採択から30周年を迎えた平成30年には、宣言の理念をしっかりと受け継ぎながら、社会環境やライフスタイルの変化をふまえた、新しい丹波の地域づくりが始まりました。
丹波の森大学も、新しい時代のなかでの個性豊かで、誰もが幸せに暮らせる地域づくり・環境づくり、そして、それを支える「もりびと」づくりのためのより深い学習と実践の場として、多彩な講師陣による講義と現地学習をまじえた講座を展開します。
令和3年度は「森の声を聴く」を学習の基本テーマとし下記のとおり受講生を募集します。
令和3年度事業
日 時 | 令和3年5月29日(土)~令和4年1月22日(土)全9回 |
場 所 | 丹波の森公苑または丹波篠山市民センター |
テーマ | 学習の基本テーマ「森の声を聴く」 丹波の森から様々な声が聞こえてきます。動物や植物、風や水、歴史を築いた先人たち、 そして今ここにくらす人々が、それぞれの声で語りかけてきます。生きることの喜びや 出会うことの楽しさ、そして時には悲鳴も聞こえてきます。耳を澄まして森の声を聴き、 自分の言葉で森に話しかけることから、新しい丹波の森づくりが始まります。 |
定 員 | 50名(先着順) |
受講料 | 8,000円(学生は無料) |
募集期間 | 令和3年3月20日(土)~5月22日(土) |
申込先 | (公財)兵庫丹波の森協会 講座「丹波の森大学」事務局 |
申込方法 | 受講生募集パンフレットをお持ちの方は、付属のハガキでお申し込みください。 また、上記の受講申込書(PDF)を印刷し、必要事項を記入の上、FAXでもお申し込み いただけます。 |
パンフレット 設置方法 | 丹波の森公苑、丹波年輪の里、ささやまの森公園、丹波並木道中央公園、丹波篠山市役所・ 各支所、丹波市役所・各支所、丹波篠山市民センター、丹波市各住民センターほか |
プログラム一覧
日時 | 会場 | 講義テーマ | 講師 |
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5/29(土) 開講式10:00~ 10:30~12:00 | 丹波の森公苑 多目的ルーム | 新縄文人がくらす丹波の森 | 関西学院大学建築学部学部長 丹波の森大学学長 角野 幸博 |
6/19(土) 10:00~11:30 | 丹波篠山市民センター | 人と災害 ー水・旱・風・虫害の歴史 | 滋賀県立大学名誉教授 滋賀大学経済学部附属史料館客員研究員 水野 章二 |
7/17(土) 10:00~11:30 | 丹波の森公苑 多目的ルーム | 【公開講座】 森との対話 | 兵庫県立人と自然の博物館名誉館長 岩槻 邦男 |
8/21(土) 10:00~11:30 | 丹波篠山市民センター | 丹波地域の森林の特徴と保全 | 兵庫県立大学自然・環境科学研究所教授 兵庫県立人と自然の博物館次長兼研究部長 石田 弘明 |
9/18(土) 10:00~11:30 | 丹波の森公苑 多目的ルーム | 森づくりに関わる「ひと」の声を聴く | 神戸大学農学研究科特命准教授 清水 夏樹 |
11/6(土) 10:00~11:30 | 丹波の森公苑 多目的ルーム | 【公開講座】 わかりあえないことから | 芸術文化観光専門職大学学長 劇作家 平田 オリザ |
11/20(土) | 【学外研修】 滋賀県立琵琶湖博物館他 | ||
12/18(土) 10:00~11:30 | 丹波の森公苑 多目的ルーム | 小さな流域の単位で捉える地域の歴史文化とその保全 | 大阪大学工学研究科環境エネルギー工学専攻助教 松本 邦彦 |
1/22(土) 10:00~11:30 閉講式11:30~ | 丹波の森公苑 多目的ルーム | 【公開講座】 里山林の健全性と持続性確保の ための活用とは | 神戸大学大学院農学研究科森林資源学研究室教授 黒田 慶子 |
※プログラムの日程は、講師等の都合で変更することがありますので、予めご了承ください。
« 問い合わせ先 »
(公財)兵庫丹波の森協会
〒669-3309 兵庫県丹波市柏原町柏原5600
TEL:(0795)73-0933/FAX:(0795)72-5164