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2020丹波縄文の森塾2日目(7月11日)

7月11日、丹波縄文の森塾2日目は、縄文土器づくりに挑戦しました。
午前中、まず滋賀県文化財保護協会の鈴木 康二先生から、発掘された化石や様々な研究成果を交えながら、そこから想定される縄文時代の自然や人々の生活、そして土器についての講義がありました。積極的に質問したり、自分の意見を述べたりする塾生もあり、熱心に受講していました。
続いて、陶芸家の宮本 ルリ子先生から、いろんな国の土器や土偶などの話の後、土器の作り方について教わりました。まずボール状に丸めた粘土を潰して土器の底部分を作り、そこにひも状に伸ばした粘土を積み上げ、へらや指で継ぎ目を消して筒状にします。そして、口の部分や取っ手を付けたり、いろんな道具を使って模様を付けて形を整えます。
土器の作り方を教わったところでお昼にしました。お昼ご飯は、調理サポーターの皆さんが用意してくれたハヤシライスとサラダです。おかわりする塾生も多く、とっても美味しくいただきました。
午後は、実際に土器作りに挑戦。土器のほかに、宮本先生が持参した土偶や顔のお面のような焼き物を真似て作る塾生もあり、それぞれ個性溢れる作品が出来上がりました。作品は倉庫で乾燥させ、8月1日から2日にかけて野焼きします。どんな作品が出来上がるか大変楽しみです。

縄文時代の暮らしや土器についての講義(滋賀県文化財保護協会 鈴木 康二先生)

土器のお話と作り方の指導(陶芸家 宮本 ルリ子先生)

土器づくりに挑戦

出来上がった作品を倉庫に並べて乾燥