令和2年度 丹波縄文の森塾9日目(1月16日)
新年を迎え9日目の丹波縄文の森塾を開催しました。
午前最初のプログラムは、自然体験活動サポーター 杉本 義治先生の指導による竹を使った飾りづくりです。10センチほどに切ったモウソウ竹にオアシス(園芸用スポンジ)を詰め、そこにプリザーブドフラワー(生花を特別に加工したもの)を飾ります。まずは3本のバラの花を細い針金に取り付けて差し込み、その周りに色々な草花を飾って、それぞれ個性あふれる鮮やかな作品が完成しました。出来上がった飾りを持って「お母さんにプレゼントする!」、「部屋に飾る!」など、嬉しそうに話していました。
続いて、シイタケ原木の玉切りを体験しました。今回は伐採したクヌギやコナラの幹をノコギリで1メートルほどの長さに切り揃えます。枝とは違い太い幹の部分を切るので、小学生には少し難しいかと思われましたが、サポーターに教えてもらいながら、少しずつノコギリの使い方にも慣れ、力を合わせて沢山の原木を作ることができました。次回2月の森塾でこの原木に菌を打ち込み、シイタケのほだ木にします。
昼食には、七草風おかゆとうどんをいただきました。春の七草を集めるのは難しいので「七草風」のおかゆになりましたが、新年ならではの味を楽しみました。具だくさんのうどんも大変美味しく、シイタケ原木づくりで冷えた体を温めてくれました。
午後は、山崎 春人先生(通称マリオさん)の指導で凧作りに挑戦しました。まずは障子紙を三角形に切り、両面テープで貼り合わせてダイヤ型の形を作ります。そこに色マジックを使って好きな文字や絵を描き、それに竹ひごで縦横の骨組みをつけ、紙テープの足をつけます。最後に糸に繋いで完成です。出来上がると早速外に出て凧上げです。元気に走り回り、大きな歓声をあげながら凧上げを楽しみました。
竹を使った飾りづくり
シイタケ原木の玉切り
凧づくり
凧あげ