事業案内

Project

令和2年度 丹波縄文の森塾11日目(3月20日)

 令和3年3月20日(土)、本年度の最終日となる縄文の森塾を開催しました。

 まずはシューベルト花壇の植栽です。シューベルト花壇は、兵庫丹波の森協会とオーストリアのウイーン市13区の友好親善提携20周年の記念として玄関前に作られたものですが、そこに飾るプランターにゼラニウムの花を植えました。プランターは、一年間様々な体験を指導いただいた杉本先生が、「金明孟宗竹」という大変珍しい竹を使って制作したもので、黄金色の美しい縦縞が入っています。そこに色とりどりのゼラニウムを植え、花壇の中に飾り付けました。

 続いて、シイタケ狩りを体験しました。今年度の森塾でもクヌギなどの原木をノコギリで切り、シイタケ菌を植え付けてホダ木を作りましたが、この日は昨年度の塾生が作ったホダ木に生えたシイタケを獲りました。時期的にまだ少し早かったので、一人2~3本程度しか獲れませんでしたが、シイタケについての話を聞き、どのように生えているのか観察しました。

 その後、閉塾式を行いました。酒井副塾長の挨拶の後、塾生一人ひとりがこの塾で学んだこと、感じたことなどについて発表しました。「尾根登りはしんどかったけど、山で食べたお弁当はすごく美味しかった。」、「ツリーイングで木の高いところまで登れて楽しかった。」、「クリスマスリースがきれいに作れて嬉しかった。」等々、色んな感想を聞かせてくれました。また、一年間塾生の活動を見守り、指導いただいたサポーターからも、塾生に贈る言葉をいただきました。そして1班班長の濱野 秋穂さんが、塾生を代表して修了証書を受け取りました。

 閉塾式の後には、杉本先生から卒塾の記念としてバラとアオモジの花のプレゼントがありました。  塾生の皆さんには、この塾で学んだことを生かし、これからも様々なことに挑戦し元気で活躍されることを期待しています。そして、また丹波の森公苑の里山で会える日を楽しみにしています。

シューベルト花壇の植栽

シイタケ狩り

閉塾式

花のプレゼント