春夏秋冬、四季折々の丹波の森公苑の様子をご紹介しています。各画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
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植物(秋)
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植物(冬)
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鳥類
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水辺の生き物
イチョウ
生きた化石と言われ11世紀に中国で発見され、日本にそして世界に広がった。雌雄異株で雄花には精子がある。実のギンナンを食べ過ぎると中毒する。街路樹でいちばん多い。
サルトリイバラ(実)
つる性でノバラようなとげがあり、猿捕茨と名がついた。秋に赤い実ができる。関西ではサンキライとも呼ばれ、葉が柏餅の代用になる。薬草としても利用される。
マンリョウ(万両)
正月の縁起木の一つで、1mまでの常緑樹で庭木にもよくされる。鳥が冬季の赤い実を好み、ナンテン同様にいろんなところに種子散布するのでよく増える。
ウラジロ
お正月の飾りに使われることで、シダ植物のなかで最も名の知れた種である。森公苑では所々で群落をつくっている。名の通り、葉の裏が白く他のシダと容易に見分けられる。
ヤブツバキ
2月から春にかけて花が咲き、春の季語。散るとき花全体が落ちる。実から上質な椿油が採れる。江戸時代に日本からオランダに渡り、今では世界中で園芸種が作られている。
サザンカ
ツバキ科の常緑樹。冬の季語で、花の少ない晩秋から冬にかけ咲く花は美しく目立ち、庭にもよく植えられる。花はツバキに似るが、花びらが一枚一枚散る。園芸種が多い。
フユイチゴ
キイチゴの仲間で、つる性で地面を這うように育つ。キイチゴの中では珍しく晩秋から冬にかけて赤い実が熟す。実は甘くて子どもやハイカーに人気がある。
ホトトギス
カッコウに姿や習性がよく似ている。夏鳥で、ウグイスの巣に卵を産み育ててもらう(托卵)。「トウキョウートッキョキョカキョク」「テッペンカケタカ」などの鳴き声が知られれる。
ヤマガラ
大きさはスズメぐらいで、コゲラが開けた穴を巣にすることがよくある。人によくなれ、昔からペットとしてよく飼われた。器用で賢く芸をよく覚える。
カルガモ
体長50~60cmほどの渡りをしないカモ。雌雄同色で、くちばしが黄色く「グエーグエッグェと鳴く」。森公苑の三原池ではカルガモなど数種の水鳥が見られる。
メジロ
梅の花の蜜を吸い来るのはこの鳥。体色はいわゆるウグイス色で、ウグイスとよく間違われる。名の通り目のふちが白い。押し合うように密接して留まる様から、「目白押し」の語源となる。
ウグイス
「ホーホケキョ」の鳴き声を聞いても、姿はなかなか見せない。春先の鳴き声は下手で、練習を重ね上手になる。梅に鶯というが、ウグイスでなくメジロである。体色も茶色っぽい地味な色である。
カワセミ
大変美しい鳥で「渓流の宝石」と呼ばれるが、普通の河川でもよく見られる。土手に巣をつくり、水中にもぐり魚や水生昆虫を餌とする。スズメよりやや大きい。
コゲラ
日本でいちばん小さいキツツキで、大きさはスズメほど。ギーギーと鳴く。森公苑では弱った木に丸い穴が開いているのはこの鳥の仕業である。
サワガニ
一生を淡水で過ごす国内唯一のカニ。きれいな水に生息し、冬は冬眠する。オスのはさみは片方が大きい(右が多い)。初夏に生まれる子どもは、海のカニと違い親と同じ姿で生まれる。
シュレーゲルアオガエル
モリアオガエルと酷似するが、田植え時に泡状の卵塊を畔や土手に産む。目のふちや耳にかけての模様で見分けられる。名はオランダの動物学者ヘルマン・シュレーゲルにちなむ。
モリアオガエル
アオガエルの仲間で、アマガエルよりずいぶん大きいので見分けられるが、シュレーゲルアオガエルとはよく似ている。梅雨のころ、池など水面上の木の枝に泡状の卵塊を産む。
メダカ
誰もが知っている淡水魚だが、2003年に環境省の絶滅危惧種に指定された。丹波地域においても生息場所が少なくなってきている。ヒメダカなど品種改良されたメダカが流通している。
オイカワ
コイ科の身近な魚で、繁殖期のオスはピンクや水色の婚姻色が鮮やかで美しい。森公苑の河川で繁殖が確認されており、稚魚も多い。ハヤやハエなどの地方名で呼ばれる。