令和7年度 丹波の森大学

University Of Tanbaforest R7

  • トップ
  • 令和7年度 丹波の森大学

       

昭和63年に、豊かな自然と文化を活かした丹波の地域づくりの指針である「丹波の森宣言」が採択され、これを受けて平成元年には、人と自然と文化が調和した地域づくりを目指す「丹波の森構想」が策定されました。そして宣言採択から30周年を迎えた平成30年には、宣言の理念をしっかりと受け継ぎながら、社会環境やライフスタイルの変化をふまえた、新しい丹波の地域づくりが始まりました。
丹波の森大学も、新しい時代のなかで個性豊かで、誰もが幸せに暮らせる地域づくり・環境づくり、そして、それを支える「もりびと」づくりのためのより深い学習と実践の場として生まれ変わりました。多彩な講師陣による講義と現地学習をまじえた講座を展開します。
令和7年度は「森の力」を学習の基本テーマとし、下記のとおり受講生を募集します。

令和7年度事業 
日 時令和7年5月24日(土)~令和8年1月17日(土)全9回
場 所丹波の森公苑または、丹波篠山市民センター
テーマ学習の基本テーマ「森の力」
第35期の通年テーマは「森の力」です。丹波の森は、動植物の命やヒトの生活を守ったり、地域経済を支えたり、文化や芸能を育むなど様々な力を有しています。これが丹波全体の地域力の源になってきました。ところが今、森の力が弱まっているように思います。
皆さんは「ネイチャーポジティブ」という言葉をご存じでしょうか。「自然再興」すなわち、「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる」ことを意味します。自然環境保全の取り組みを、経済から社会、政治、技術までの全てに広げることで、自然が豊かになっていくプラスの状態にしていこうということです。ネイチャーポジティブは「みんなで我慢する」のではなく、「生き物を含めたみんなで豊かになる」ための目標であり、まさに「森の力」を総合的に強化しようということに他なりません。森の力を知り、再びよみがえらせ、強化していくために、私たちは何をすべきなのか、これを一緒に考えてみましょう。
定 員60名(先着順)
受講料8,000円(学生は無料)
募集期間令和7年3月25日(火)~5月20日(火)
申込先(公財)兵庫丹波の森協会 講座「丹波の森大学」事務局
申込方法上記の受講申込書(PDF)を印刷し、必要事項をご記入のうえ、事務局まで持参いただくか、郵送またはFAXでお申込みください。または、パンフレットに表示してあるQRコードを読みとってお申し込み下さい。
パンフレット
設置方法
丹波の森公苑、丹波年輪の里、ささやまの森公園、丹波並木道中央公園、丹波篠山市役所・
各支所、丹波市役所・各支所、丹波篠山市民センター、丹波市各住民センターほか
プログラム一覧
日時会場講義テーマ講師
5/24(土)
開講式9:30~
10:00~10:30
10:30~12:00
丹波の森公苑
多目的ルーム
森が育むキノコの多様性と樹木との共生

兵庫県立人と自然の博物館館長
東京都立大学名誉教授
村上 哲明
6/14(土)
10:00~11:30
丹波の森公苑
多目的ルーム
江戸と上方の鳥と森の文化関西学院大学名誉教授    
(公財)山階鳥類研究所シニアフェロー
奥野 卓司
7/30(水)
13:00~14:20
【公開講座】 
丹波OB大学合同開催丹波の森公苑
ホール     

ローカル&グローバルの挑戦
一般社団法人豊岡アートアクション理事長
前豊岡市長
中貝 宗治         
8/23(土)
10:00~10:30
10:30~12:00
12:00~12:10
【公開講座】
丹波篠山市民センター
多目的ホール
・すべてのいのちが、いきいき暮らせる世界のために~Panasonic ECO RELAY for Sustainable Earth~
・温故知新の生物文化多様性~ネイチャーポジティブの景観生態学再考~
・丹波の森をネイチャーポジティブに!
パナソニックエコリレージャパン事務局長
天野 康生   
京都大学名誉教授、農学博士
森本 幸裕
丹波の森大学学長
角野 幸博
9/6(土)
10:00~11:30
[養成ゼミコース]
①10/10(金)
②10/30(木)
③11/14(金)
④11/28(金)
丹波の森公苑
多目的ルーム
[養成ゼミコース]
①13:30~16:30
②13:30~16:30
③13:30~16:30
④13:30~16:30
地域でのファシリテーション技術を学ぼう
地域をはじめ各種分野(農業、防災、福祉、子育て等)で役立ちます!
地域に入ってファシリテーションを行うことの必要性を学ぶ基礎的な講義です
[1回目]地域で話をする技術~リレー・ファシリテーション~
[2回目]地域で話を重ねる技術~ローリング・ファシリテーション
[3回目]地域で話す場をつくる技術~サバイバル・ファシリテーション~
[4回目]地域で話を見える化する技術~レコード・ファシリテーション~
キタイ設計株式会社経営企画本部部長
平櫛 武
10/4(土)
丹波の森公苑
多目的ルーム
里山の資源利用の再開で森の力を取り戻す神戸市副市長
神戸大学名誉教授
黒田 慶子
11/7(金)
現地学習
福井県【学外研修】
福井県年稿博物館 他
三方五湖の1つである奇跡の堆積物と呼ばれる水月湖の海底で発見された7万年に及ぶ年稿の成り立ちと、考古博物館などを見学します。

キタイ設計株式会社経営企画本部部長
平櫛 武
12/13(土)丹波の森公苑
多目的ルーム
神楽の森
篠山神楽社中代表
地域おこし協力隊柏原高校魅力化コーディネーター
寺戸 英二
令和7年
1/17(土)
10:00~11:30
閉講式11:30
丹波の森公苑
多目的ルーム
森の力をまちの力に丹波の森大学学長
丹波の森公苑長
関西大学名誉教授
角野 幸博
(敬称略)
※プログラムの日程は、講師等の都合で変更することがありますので、予めご了承ください。
公開講座の様子(令和6年度)
現地学習(滋賀県 琵琶湖博物館)

« 問い合わせ先 »
(公財)兵庫丹波の森協会
〒669-3309 兵庫県丹波市柏原町柏原5600
TEL:(0795)73-0933/FAX:(0795)72-5164

「丹波の森宣言」を見る「丹波の森宣言」を見る