丹波の森創造計画

Plan

「丹波の森宣言」、「丹波の森構想」、「丹波の森づくり」という言葉や取り組みを知っていますか。
今回、丹波地域の皆さんにその理念や取組みがわかりやすいよう「丹波の森創造計画」を策定しました。
丹波地域に暮らす皆さんで、「丹波の森づくり」に取り組みましょう!

丹波の森創造計画

策定宣言

「丹波の森宣言」は、昭和63年9月開催された「丹波の森1000 人大会(さわやか県土シンポジウム)」において起草され、この宣言を丹波地域の全世帯と企業に配布し、21,616 世帯の署名を得て採択されたものです。
「丹波の森」とは、単に森林山林を指すのではなく、丹波地域を「森」に象徴したもので、丹波地域全体を指します。
当時は、三田の北摂ニュータウンが整備され、丹波地域にも高速道路が開通し、篠山口駅までJR 複線電化が予定された時期でした。その状況下において丹波地域は、画一的な都市化ではなく、森に象徴したように豊かな自然や文化を大切にした地域づくり(これを「丹波の森づくり」という)を進めようとしたもので、地方創生の先駆けといえるものです。

それから35 年間、人と自然と文化の調和する地域を目指して住民、事業者、行政等が力を合わせて、様々な事業に取り組んできました。その結果、今でも丹波地域には豊かな自然や農村環境、美しい景観、人々の営みや農業などが残っています。
しかし、時間の経過とともに丹波の森宣言の認知度が低下し、丹波の森づくりの理念を理解している人も減っています。そこで、あらためて丹波の森づくりとは、どのような取組みをするのかを丹波地域に暮らす皆さんに分かりやすく示す「丹波の森創造計画(以下「創造計画」という)をまとめました。

この創造計画は、令和元年11 月、丹波の森宣言から30 年を迎え、「丹波の森づくりの取組方向」として18 の項目で整理したものを、今回、丹波の森づくりをさらに推進するため見直したものです。
35 年間にわたって取り組んできた「丹波の森」の地域づくりを未来につなぐため、この創造計画に基づき、丹波地域に暮らす皆さんで丹波の森づくりに取り組みましょう。

宣言1 丹波の健全な発展をそこなうような自然破壊は行わず、森を大切に守り育てます

1)丹波らしい土地利用を進める

①丹波ならではの農業、自然環境、そして美しい景観を未来につなぐ。
②丹波地域の特性を踏まえた土地利用計画や景観計画等に基づき、無秩序な開発を抑制し、計画的な土地利用を推進する。
③緑条例や景観計画によって丹波の山並みや田園景観と調和した公共施設や建物が存在することを踏まえ、良好な開発事例を収集・紹介し、今後の開発指導に活かす。
④地域の個性を活かした土地利用を進めるため、住民等が集まり、調査や資源の発掘、課題を整理しながら将来像を描き、話し合いによる里づくり計画などの計画づくりを進める。

2)山(森林)を守り育てる

①森林は、水源かん養や土砂災害の防止、生物多様性の保全、保健休養の場の提供などの多面的機能を有している。これらの森林の多面的機能を維持し、自然の恵みを享受できる山(森林)を未来につなぐ。
②地球温暖化防止は世界的な課題となっているため、森林の多面的機能の中でも、二酸化炭素の吸収源対策となる間伐や除伐など適切な森林管理とともに、広葉樹林化なども含め、健全な森林整備の取組を拡大させる。
③多くの人が里山を訪れるよう、里山の活用を促進する。
④木の駅プロジェクトの推進により、市民参画による里山づくりの意識づくりと、森林資源のエネルギー利用(バイオマス)の取組を拡大させる。
⑤丹波地域産木材を建築物等へ利用拡大するとともに、木製の玩具や遊具などを通じて子どもたちが木の温かみに触れる“木育”を進める。

3)川や水辺を守り育てる

①治水、利水に加え、丹波の自然や生物多様性に配慮した河川、水路、ため池等の整備を進め、自然の素材の活用、魚道、瀬や淵を生かすなど、丹波の森にふさわしい水辺空間になるよう取り組む。
②生き物の生息に配慮するとともに、住民が触れやすい身近な水辺は、住民の憩いの場、子どもたちの学びの場、また観光資源として活用していく。
③地域に暮らす人がその周辺に棲む身近な生き物を学ぶため、オオサンショウウオやホタルなどの生息調査、子どもたちに対する水辺の生き物観察会などの機会を設ける。
④今ある河畔林やふるさと桜づつみ回廊などの桜並木を持続的に管理する。

4)農地を守り育てる

①農地は、丹波の森の資産であるため、可能な限り将来に向かって保全する。
②丹波地域のブランド特産物である米、黒大豆、黒枝豆、小豆、栗、山の芋、松茸などをさらに振興する。
③農村社会を守るためには、集落ぐるみの農業や大規模農家のほかにこれまで支えてきた多くの家族農業や兼業農家の存在が大切なため、小規模農家を維持、継承する。
④農業を継承するため、新規就農者や女性、移住者など多様な担い手が活躍できるようにする。
⑤農地の集約化と、IT・ドローンなどを活用したスマート農業技術の導入によって省力化、機械化に取り組む。
⑥環境に配慮した生産方法や有機農法により栽培された農産物の高付加価値化に取り組むほか、「みどりの食料システム戦略」に基づき、地域ぐるみでオーガニックビレッジの実現に取り組む。
⑦農地を継承するため、農産物の生産者への支援やインフラの整備を行うほか、山沿いなど耕作条件が不利な農地の活用と管理に取り組む。
⑧農業の継承や農村集落の維持活性化のため、都市住民等が農作業体験や地域行事に参加して交流できる取組を進める。
⑨農家による獣害防護柵の設置や追い払い、人と動物の緩衝地帯整備などを行い、獣害に強い集落をつくる。
⑩農地の畦畔などの管理は、効率的な管理方法を工夫するとともに、生き物や環境に配慮する。

5)野生動植物と共生する(生物多様性を育む)

①共生のための森づくりや川づくり、田んぼやその周辺の環境づくりに取組み、森や川、田んぼなどに棲む動植物の多様性を守る。
②学校での生物多様性をテーマにしたふるさと教育に取組むとともに、丹波の森公苑などでの里山探索や生き物観察など様々な世代が野生動植物との共生を学ぶ機会をつくる。
③人と野生動物の棲み分けを図るバッファーゾーンの整備や広葉樹林整備などにより、野生動物との共生のための森林の整備を進める。
④治水に配慮しつつ、水際にヨシ等の群落がある護岸(植生護岸)や魚道を整備し、水辺の多様性を確保した川づくりを進める。
⑤従来のコンクリート製品のみに頼るのではなく、生き物や環境に配慮した水路や農業用ため池の護岸、生物多様性に工夫を凝らした田んぼや畦畔、農業用施設の管理のほか、カエルなどの生息環境に配慮した農作物の栽培方法を取り入れる。
⑥人の健康・安全や生活、在来種の生態系などに悪影響を及ぼすおそれのある外来種の駆除に取り組むとともに、その被害を予防するため、外来種に関わる際には適切な対応を心がけるよう、情報を発信する。

宣言2 丹波の自然景観を大切にし、花と緑の美しい地域づくりを進めます

6)丹波らしい景観形成を進める

①日々の暮らしの中で培われてきた日本の原風景と言われる丹波地域の景観は、城下町や宿場町、農村集落などの地域それぞれに特徴があるため、その特徴を活かした景観まちづくりをさらに進める。
②歴史的な町並みを資源として活かし、町並みの保全に結び付けるため、様々な視点からの幅広い活動を進め、地域と共に来訪者を迎え、交流できる環境を整える。
③農村景観を構成する農地、里山の佇まいを維持保全するため、大規模開発や太陽光発電施設の無秩序な立地を抑制し、適切な箇所への立地を誘導する。
④地域の成り立ちを大切にした生活環境づくりや住民の創意工夫による地域づくりを進める。
⑤歴史的な町並みが継承されている街道沿いでは、街道景観を特徴づける一里塚、道標、常夜灯、巨木などの歴史的な資源を活かした、町並みの保全、修景に取り組む。
⑥自治会などの団体の緑化活動を通じ、地域の特性と調和した彩と潤いのある緑豊かな地域づくりを進める。
⑦瀬戸内海に注ぐ加古川水系と武庫川水系、日本海に注ぐ由良川水系の3水系の源流域にあり、水分れに代表される谷中分水界も点在する。氷上回廊など、その自然の創り出した地形と多様な生態系、そして人の歴史や文化が交わる交流点が丹波にあることを地域で共有する。

7)公園を活かし、自然を体感する

①丹波の森のシンボルとなる丹波の森公苑、丹波並木道中央公園、ささやまの森公園、丹波年輪の里の4施設は、丹波の森に係る様々な活動の拠点としてそれぞれの特徴を活かした活用を図る。
②丹波の森を巡り、体感できるサイクリング、ハイキング、フットパスなどのコースの設定と、それらのコース設定にあわせた道路環境のほか、更衣室、シャワー室を併設したサイクルステーション、休憩所などの整備に取り組む。
③県が設定したサイクリングモデルルート「兵庫丹波チャレンジ200」などのガイドマップの作製やSNSを用いて情報を発信する。

8)森(丹波地域)を巡る道を活かし、景観を楽しむ

①生活文化が息づく町並みや田園景観などの丹波の魅力がより体感できるように、人や景観に配慮した道路整備を行い、人にやさしい歩きたくなる(ウォーカブルな)まちづくりを進める。
②ふるさと桜づつみ回廊や渓谷沿いの園路、滝、社寺等の景勝地、クリンソウ、セツブンソウ、カタクリなどの山野草の名所などを巡る散策道や眺望点などの整備に取り組む。
③JR福知山線、加古川線の主要駅を来訪者のための周辺観光の起終点とし、観光情報の提供、サイクリングルートや登山道等をつなぐ公共交通との乗換拠点としての役割を向上させる。
④来訪者の休憩スポットや並木道中央公園などにある着替えができる更衣室やコインロッカー等を備えたサイクルステーションなど、立地や観光資源に合わせた施設や設備の整備に取り組む。
⑤「丹波の森街道」「水分れ街道」「デカンショ街道」「川代恐竜街道」を中心に、ドライブしながら休息や眺望が楽しめるスポットを整備するとともに、丹波各地へのエリア誘導を図り、丹波の自然景観、風情のある田園や町並みを安全に巡り楽しむドライブ環境の整備を進める。

9)花を飾り、もてなす

①訪れる方を楽しませるために各家の玄関先や庭先に花木を植え、飾る取組み「たんばオープンガーデン」を丹波の森全体に広め、花で飾るおもてなし空間をつくる。
②公的施設、企業や事業所(店舗、商店、名所など)においても、花を飾ってもてなす。
③ふるさと桜づつみ回廊などの桜並木や街路樹・植樹帯の保全と計画的な植え替えするとともに、それらを巡り楽しめるような仕組みをつくる。

宣言3 丹波の文化景観及び歴史的遺産を大切にし、個性豊かな地域文化を育てます

10)文化と歴史を大切にし、町並み・建物をつなぐとともに、その文化価値を内外に広く発信する

①地域の祭礼や盆踊りなどの文化と歴史を保存し、未来につなぐ。
②丹波地域の文化と歴史を継承するため、都市住民や地域に関わりのある人などが参画できる取組を進める。
③篠山城、黒井城、八上城、そして、身近な山城跡の保存・活用を図る。
④日本遺産や農業遺産の認定によって丹波地域の暮らしや営みなどの生活文化が再評価され、学校での環境学習などにより若者にもふるさと意識や愛着、誇りが醸成され始めていることから、引き続き地域の生活文化を継承し、担い手となる若者のふるさと意識の醸成を進める。
⑤ユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」に含まれる檜皮葺とそれを支える竹釘や檜皮採取などの伝統建築技術を守り後世に引き継ぐとともに、地域に根付いた伝統技術として子どもたちに伝え、ふるさと意識の醸成を図る。
⑥重要伝統的建造物群保存地区などの歴史的な町並みの修景や工務店等の経験等をもとに、技術の継承と担い手づくりを進めながら、丹波の森の資産である歴史的な建物の保全と多面的活用をさらに進める。
⑦地域の住文化を継承し、良好な町並み形成に寄与していくため、丹波地域の気候風土・文化に合った健康的で住みよい木造住宅の普及を促進させる。
⑧町並み保全や修景と合わせて、ベンチやトイレなどの来訪者のおもてなしの空間づくり等に取組み、丹波らしい文化・風土を味わいふれあう空間を整備し、地域の活性化につなげていく。
⑨丹波焼や丹波木綿、丹波布などの伝統工芸を守り、引き継がれてきた能、狂言を始めとする伝統芸能、丹波地域ならではのお苗菊、稲畑人形など、世代を超えて受け継がれてきた貴重な文化を次世代へ継承していくため、幅広い世代が地域の文化に親しみ、体験し、価値を見つめ直す取組を推進する。

11)恐竜が生きた大地で暮らす

①丹波地域恐竜化石フィールドミュージアム構想を推進するとともに、点在する恐竜スポットの見どころや道案内システムを充実させる。
②小学生などの子どもたちの発掘体験をはじめ、地域資源を活用した体験型ツアーをさらに進め、恐竜や化石に関する情報を発信する。

12)森の中で芸術・文化・スポーツを楽しむ

①丹波の森を体感できる芸術・文化・スポーツに関するイベントを企画・発信できる人材を育む。
②丹波地域で開催されるマラソン大会や駅伝大会、球技、ダンス、部活動など各種スポーツ大会を開催する。
③丹波の森公苑や田園交響ホール、春日文化ホール等で開催される文化祭、コンサート、ミュージカルのほか、演奏会や展覧会、発表会等の文化・芸術に関する催しを開催する。
④国際音楽祭シューベルティアーデたんばを開催する。
⑤アート(美術)やクラフト(工芸)に携わる人を支援するとともに、アートやクラフトの作品展やフェスティバルを開催する。

宣言4 丹波の素朴さと人情を大切にし、安らぎと活力に満ちた地域づくりを進めます

13)“もりびと”になって、ふるさとを元気にする

①丹波地域に暮らす人、新たに移住してくる人、丹波地域と関わりのある人(関係人口)や企業も含めて丹波の森づくりに積極的に取り組む人“もりびと”を育む。
②丹波地域の集落を未来につなぐため、自分の暮らす身近な集落に限らず、小学校区やまちづくり地区などの地域で積極的に活躍する人材となるよう取り組む。
③移住支援や起業支援、外に暮らしていても丹波の森を支えてくれる関係人口やふるさと住民、ふるさと応援団などのファンを増やす。
④IT(SNS・電子掲示板、ブログなど)の活用により、地域内外の交流を促進する。
⑤子どもの発達段階に応じ、ふるさとや丹波の森を知り、ふるさとを担う人材を育む教育に取り組む。
⑥丹波の森づくり活動に積極的に取り組んでいる個人、企業、団体等を「丹波のもりびと賞」で表彰する。
⑦社会課題の解決に住民から広くアイデアや技術を募るなど、住民の地域づくりへの参画を促進する。

14)丹波ブランドを育成し、産業を振興する

①丹波ブランドを育成するため、産学官等のネットワーク化、地域産業のDX化、起業・創業・継業の支援、交流・協業の促進、新たなビジネスの場・拠点の創出を行う。
②カフェや宿泊施設、農産物の加工などを起業する人や今ある事業を継ぐ人の存在が必要であり、農業も含めて、丹波地域で暮らす人も移住者も、地域の産業を担う人材となるような制度や仕掛けをつくる。
③企業活動の活性化や若者にとって丹波地域が魅力ある就業先となるよう地域産業の振興や育成に取り組む。
④市内高校生や大学生の丹波地域の企業への就職を支援する。
⑤地域内外の新しい交流や、誰もが起業しやすい環境づくりを進め、新たなビジネスを創出する。
⑥地域資源を生かしたビジネスやビジネスに適した場づくり、付加価値の高い製商品やサービスの開発、ツーリズムを促進する。

15)丹波ファンを拡大し、交流を促進する

①農産物、森林、伝統工芸などの地域資源に磨きをかけ、その魅力に直接触れることができる農業体験や林業体験、工芸体験などに取り組む。
②地域の活性化のため、ふるさと住民登録制度等や関係人口案内所を活用し、丹波ファンや関係人口を獲得する。
③丹波の暮らしを体感するツアーの企画支援や、農家民宿、ファームステイ、アーティスト・イン・レジデンスなど様々な宿泊や滞在を進める。
④丹波の森シティプロモーションを推進する。
⑤二地域居住、移住を促進するため、空き家情報など生活に必要なモノ・サービスなどの情報を提供する。
⑥しごと・子育てなどと、自然や農とつながるライフスタイルを発信する。
⑦デジタル技術を活用し、ツーリズムのサービスやコンテンツの付加価値向上に取り組む。
⑧単に移住者数の増加だけではなく、担い手となって地域活動や地域産業を支える人の誘致を図り、数・質の両面から移住対策を進める。
⑨京都府及び兵庫県にまたがる「大丹波」地域にある府県、市町等が連携し、広域観光や農産物のブランド力強化などに取り組む。

16)大交流時代(国際化)に対応する

①ウイーン13 区との姉妹都市のほか、丹波篠山市と丹波市それぞれの姉妹都市・交流都市との連携・交流を促進させる。
②多言語による情報発信と案内やサポート体制の充実や災害対応などを整備・強化させる。
③多文化共生の取組を推進し、相互理解を促進する。

17)安全安心な地域をつくる

①犯罪の抑止など安全安心に暮らすためには、人と人のつながりやコミュニケーションが大切な要素であり、あいさつ運動や高齢者等の見守り体制づくりを進める。
②集落ぐるみの防災マップづくりや自主防災組織の活動、避難訓練の実施等、地域における防災・減災に向けて取り組む。
③自然環境が有する多様な機能を積極的に活用して、地域の魅力・居住環境の向上や防災・減災等の多様な効果を得ようとするグリーンインフラの考え方を普及させる。
④歩行者の安全確保など、交通ルールの定着や高齢者の運転免許証自主返納を支援するなど交通安全に取り組む。
⑤倒壊や部材の落下の恐れがあるなど危険な空き家等の適正な管理に取り組む。

18)集落に暮らし、未来につなぐ

①人口が減少しても集落が未来につながり、維持できるよう「にぎやかな過疎」と言われるような、人口が少ないなりに明るく活気のある集落をつくる。
②集落の維持活動に積極的に携わる人を育むほか、出身者や移住者、関係人口などが集落の維持に必要な活動に関われる仕組みをつくる。
③公共交通による高齢者等の移動手段の維持・確保し、丹波医療圏の県立丹波医療センターを核とした地域医療体制の整備に取り組む。
④幼、小、中、高校まで丹波地域で学び・育つ一貫した環境づくり(教育プログラム)取り組む。
⑤地域探求などの地域と関わる特色ある教育プログラムを通じて、高校生に地域づくりの担い手意識が芽生え、次世代の”もりびと”が育つことにつながることから、高校の魅力づくりに取り組む。
⑥積極的なまちづくり活動の支援や、地域の人や資源、活動をつなぎ暮らしを育む拠点(小さな拠点)を充実させ、持続可能な地域づくりを進める。
⑦空き家バンクなどの取組みにより空き家の活用を進め、地域活性化に活かす。
⑧都市と地方を行き来する多拠点居住やテレワークなどの施設整備を進める。
⑨地域にある空き家など活用可能な遊休資産を、使いたい人に繋げる仕組みづくりを進める。
⑩高齢者等の移動の確保のため、自動運転の実証実験に取り組むなど、次世代交通の導入を促進する。

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